お金を稼ぎたいと思う気持ちは不純なのか。

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たまにこういう話題になることがある。

創作に関わる人間が、お金に興味を持ってはいけない。みたいな。

自分も数年前、あるゲームコンテストに参加したとき、賞金の話題に触れたらバッシングを受けました。

賞金が魅力的だから、参加した。そういう発言をしたような気がします。

そしたら、審査員の方が何故かごりっぷくされました。

創作者がお金に興味を持ってはいけない、純粋な気持ちで創作に励まないといけない。

詳細は忘れましたが、そういうニュアンスの話だったと思います。

それに対して当時、気が小さかった自分は反論も謝罪もせずにやり過ごすことにしました。

それで今、そんなに誰にも影響を与えないだろうタイミングで、このことについて反証しようと思います。

お金に興味を持ってはいけない。という言葉には、本来、欲望に歯止めがなくなってお金に溺れてはいけないという意味なんだと思います。

何でもそうなのですが、物事には程々は必要で、採りすぎが良くないっていうだけなんだと思います。

余分三兄弟といわれている、塩分、糖分、脂肪もある程度はとても役に立つ栄養源なんだけど、沢山摂取し過ぎると色々な病気を引き起こす毒になる。

お金だってそう。人間が人間らしく生活をしていく上で必要なものです。

創作活動を続けるにしても、画材を買ったり、ソフトウェアを買ったり、PCを買ったりするのに必要なものです。

お金を儲ける事に夢中になって、豪遊したい訳ではないのです。

ただ、普通に生きたい。という意味で、創作している人がお金が欲しいと言っているということを、ひとりでも多くの人が解ってくれたら嬉しいなと思います。

 

とはいえ、お金を欲しいと思う気持ちが不純だとう考えに捉われてる人の気持ちも、多少は解る気がするんです。

お金を稼ぐといっても二通りのニュアンスがあります。

 

ひとつは「A.全体の利益になること」、

もうひとつは「B.他者を出し抜いて、自分が儲ける事」。

 

お金が不純だという考えの方は、生きていく中で、後者の考えが刷り込まれてしまってるんだと思います。

 

Bの方法でお金を稼いでる人は世の中にたくさんいます。

解りやすい例でいうと、泥棒、転売屋、詐欺師、脅迫者などです。ほとんど犯罪・・・。

こういう稼ぎ方は、限られた資源を奪い合って、それに勝った人が儲かる仕組みです。

負けた人は奪われた分、損失になります。

 

ゼロサムゲームの仕組みの中にいて、誰かが儲ければ儲けるほど、不幸な人の数がそれだけ増える仕組みです。

こういう稼ぎ方を不純だというのは解ります。

Bの方法で稼いでいる人に対して、金儲けは不純だと言いたい気持ちなら理解できるんです。

 

それでなのですが、創作者などはBのような方法で稼いでいると言えるでしょうか?

そうではないのは明らかです。

 

創作者は、全体の利益になることをしています。

デザインにしてもアートにしても、世の中の資源を増やす事で、報酬を得ています。

この方法で稼げば稼ぐほど、世の中全体のリソースは増え、全体の利益が増え、幸せな人の数が増える仕組みです。

こういう背景を踏まえたうえで、創作をしている人に対して、お金に興味を持つのは悪い事だ、不純だという言葉を投げかける人が、少しでも減ってくれればなーと思い、この記事を書きました。

最後に一言。

お金欲しいです。

3 Responses

  1. ごりっぷく…は私でしょうか?
    当時でも、フリーゲームの賞金としてはなるべく高い金額(3万円だったかな)を用意しようとした事は覚えているので、恐らくそんな意図では無かったと思うのですが…、そう思わせてしまったのなら済みませんでした。

    どんどんお金を稼げば良いと思います!

    1. 主催者と審査員を間違えていました。
      流れ弾、本当にごめんなさい。

  2. 文章に間違いがあった部分を修正しました。

    コンテストは凄い楽しかったし、良い思い出です。
    お金はどんどん稼ぎたいところなんだけど、稼ぐ能力が無くて悲しいです。
    頑張る。

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